工事の背景・工事前の課題
コンプレッサー用のモーターコイルが絶縁不良のため、当初お客様のほうでは新規入替えを検討しておりましたが、モーターの高効率化に伴いブレーカーのサーマルや電源ケーブルの容量不足が懸念され数百万くらいのコストが想定されるため、既存モーターをそのまま活かす方法を模索しておりました。しかしお客様のほうでもモーターコイルの巻き替え実績が殆ど無く、既設の物と同等の性能と寿命を担保できるかを懸念されていました。
改善効果・当社からの提案
お客様のほうではモーターコイルの巻替え実績が殆どなかったため、非常にご不安を感じていらっしゃった。そのため当社ではそのご不安を払拭するために、他のお客様での施工実績をご紹介した上で、コンプレッサー実機に導入する前のモーター単体での無負荷試験および、設置一週間後・二週間後に各種性能測定を実施するという形で、モーター修理を行いました。新規モーターの導入および付帯の電気工事を実施した場合と比較して、約1/3くらいのコストに抑えることができました。