工事の背景・工事前の課題
今回の事例で施工を行った冷却水を流すための配管(塩化ビニール)には、センサーを取り付けるための給水栓ソケットが溶接されていましたが、経年劣化のためその溶接部分から漏れが発生しておりました。再溶接を行った場合、根本的な解決にはならないため、抜本的な解決策を欲されていました。しかしその一方で、配管全部を更新した場合は大掛かりな施工となる上、費用も嵩んでしまうため、できるだけ費用を抑える方法はないか検討されており、当社にお声がけいただきました。
改善効果・当社からの提案
当社にて現地を調査したところ、配管の一部を製作し、ヴィクトリックジョイントという継手で新しく製作した配管の両側を固定することで対応が可能だったので、提案させていただきました。この方法だと、配管全部を交換する場合は該当箇所が10mにも及んでしまうところを1m程度に抑えることができます。そのため、その分施工費用も安く抑えることができ、お客様からも喜んでいただけました。