工事の背景・工事前の課題
排水処理施設に設置されている反応槽の撹拌機が老朽化し、設備の更新を検討されていました。あわせて撹拌機を固定しているベースプレートや梁の腐食も激しく、更新の機会に作り替えたいというご要望をいただいておりました。しかしながら、梁部分が沈殿槽全体を横切る構造となっているため、全体を新しく作り替えるとなれば大掛かりな工事となり、費用面でも高額になることが懸念されていました。また工期も長期に及ぶことから、現実的に工事の実施が厳しく、短工期で対応できる施工方法を模索されている状況でした。
改善効果・当社からの提案
当社にて事前ヒアリングを行ったところ、梁部分を作業員が歩行する機会はほとんどないという運用状況を把握いたしました。そこで全体を更新するのではなく、腐食している箇所のみを切除し、腐食のない健全な既存部分に新しい鋼材を繋ぎ合わせる補修方法をご提案いたしました。さらに現地作業にて補強用のブラケットを新たに溶接して取り付け、強度を十分に確保いたしました。すべての作業を現地施工で完結させ、補強工事から撹拌機の設置工事までを短工期で完了できたため、お客様の工場生産ラインへ大きな影響を与えることなく無事に更新を終えることができました。



