工事の背景・工事前の課題
長年使用されてきた食品工場のトラックバースで、カーストッパーが老朽化しているため修繕してほしい、とのご依頼をいただきました。現地調査を行うと、既存のゴム製ストッパーは経年劣化で破損しており、トラックの接車時の衝撃を十分に吸収できない状態でした。また、食品工場として食品衛生法に準拠した衛生管理の観点からも、劣化して汚れている部分からの異物混入リスクを防ぐため、早急な交換が必要でした。
改善効果・当社からの提案
そこで当社は、メーカー、土木業者と連携しながらカーストッパーの修繕工事を開始しました。具体的な施工手順として、まず既存のカーストッパーと周辺のコンクリートを慎重にはつり作業で撤去しました。次に、寸法に合わせて製作した鉄板を設置してコンクリートに埋設することで、トラックからの衝撃をゴムだけでなく背面の鉄板とコンクリート全体で受け止める構造にしました。最後に、この補強された土台の上に高耐久のゴム製カーストッパー(1740mm × 2本)を敷設し、工事を完了しました。この工法により、カーストッパーの長寿命化を実現しました。お客様からは「以前よりも頑丈になった」と、喜びの声を頂きました。
今回のように、複数の専門業者が関わる工事であっても、当社が元請けとして全ての工程を一元管理いたします。お客様が複数の業者と個別にやり取りするご負担なく、ワンストップで対応可能ですので、上記のようなお困りごとは、ぜひお気軽にご相談ください。
